産廃業の許可について考えよう

産廃の許可申請者は日常生活より判定される

「汚れ仕事」「3K(くさい、きたない、きけん)」等と評されて久しい産廃処理業者ですが、その社会的評価の不当な低さとは裏腹に、生活のために誰にでもできる仕事でもなければ誰にでもなれる仕事でもないという現状があります。

産廃処理業者となるためには一般に許可申請を出して認可される必要がありますが、この許可申請は一般に思われているような素通しのものではなく、知識をはじめとして生活…その中でも前科や思想、そして前歴についてかなり厳しく調べられる傾向があるようです。その理由として、産廃の危険性と有用性にあります。

危険性については言うまでもなく、処理を誤れば爆発や汚染を引き起こす可能性が高いため。そして、許可申請において生活態度を重要視する最も大きな理由は後者にあります。そも、産廃というのは「ただ危険で汚いだけの大量のごみ」ではないのです。

ある企業が使用用途の非常に限られたレアメタルやマテリアルを輸入したことが漏れれば自然とその企業の新製品がどのようなものであるか同業界の人間に想像され、それに対抗した製品を開発されるように、産廃もまたしかるべき人間からすれば有用な情報が多く含まれており、薬剤の廃液の増加量などから動向を推察することも可能です。故に、これはいわばライバル企業や資材取引企業にとっては大変有用な情報と言え、スパイに準ずる行為を行うだけの価値が十分あるということが許可申請において生活態度を厳しく評価することの一因となっています。

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